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医療関係 2026.10.05 NEW

【学会報告】第35回福岡県理学療法士学会に参加しました。

第35回福岡県理学療法士学会

当院リハビリテーション科より理学療法士の烏山・渡辺・宮﨑が参加しました。

久留米シティプラザで開催された「第35回福岡県理学療法士学会」に、当院リハビリテーション科より理学療法士の烏山・渡辺・宮﨑が参加しました。

 

当日は、渡辺雅大が症例報告セレクション、宮﨑陸がポスター発表を行いました。

 

【症例報告セレクション】
「夜間痛を呈する凍結肩患者に対する理学療法の一症例―前上腕回旋動脈血流速度を用いた経過観察―」
発表者:理学療法士 渡辺 雅大

 

今回、夜間痛を呈する凍結肩患者に対し、前上腕回旋動脈(AHCA)の血流速度を経時的に評価した症例報告を行いました。本症例では、疼痛や身体機能評価にAHCA血流評価を併用し、炎症活動性を考慮しながら理学療法の負荷を設定しました。1か月後には、AHCA血流速度の低下と夜間痛の軽減が並行して認められ、関節可動域やADLも改善しました。今回の発表を通して、凍結肩では症状を多面的に評価し、患者さんの状態に応じて適切な運動負荷を検討することの重要性を改めて学ぶ機会となりました。今後も客観的な評価を臨床に活用し、より適切な理学療法につなげていきたいと考えています。

 

【ポスター発表】
「内側半月板後根断裂修復術後における脛骨後方傾斜が膝関節筋力の経時的変化に及ぼす影響」
発表者:理学療法士 宮﨑 陸

 

今回、当院で内側半月板後根断裂修復術を受けられた患者さんのレントゲン画像から脛骨後方傾斜角(PTS)を計測し、膝関節筋力の経時的変化との関係について研究報告を行いました。本研究では、脛骨後方傾斜角と膝関節筋力との間に統計学的な関連性は認められませんでした。一方で、研究を進める中で、患者さんが有する構造的因子が、荷重下での膝関節屈曲角度や脛骨の回旋条件によっては、内側半月板へのストレスとなり得ることを、先行研究を踏まえて改めて確認することができました。今後は、患者さんそれぞれの膝関節構造を考慮しながら運動負荷を設定し、より安全な筋力トレーニングを提供できるよう、日々の臨床に活かしていきたいと考えています。

 

今回の学会参加・発表を通して、日々の臨床で抱いた疑問を研究として整理し、その成果を多くの方々と共有する貴重な機会となりました。

 

南川整形外科病院リハビリテーション科では、今後も学会発表や研究活動を通じて学びを深め、その成果を患者さんへのより良いリハビリテーションへ還元できるよう、スタッフ一同研鑽を重ねてまいります。

 

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