新着・イベント情報 NEWS

医療関係 2019.08.29

【医療安全研修】AED院内研修会 一次救命処置とAEDについて

AED院内研修会

心臓マッサージとAEDの使用方法

【講演】
『一次救命処置とAEDについて』
株式会社サニクリーン九州 井上 喜代博氏
------------------------------------------------------
【実技】
『心臓マッサージとAEDの使用方法』
職員全員で実施 
 

一次救命の基本

「AEDがなぜ必要なのでしょうか」
日本人の死因の第2位に心臓疾患があり、6万人以上の人が、
心室細動により「突然死」しているという現状があります。


    心室細動    :電気ショックを与えるAEDが唯一の治療法
    生存退院率    :1分でも早いAEDの使用が増加につながる
    救急車    :到着までの平均は8分。福岡は6分程度。
※血液の循環が止まると3〜5分で脳に障害が発生し始める。
 

いざという時の対処方法
①    反応の確認:肩を叩いて大声で呼びかける
②    通報:周りの人に「119番通報」と「AEDの手配」を頼む
③    呼吸の確認:胸と腹の動きを見る(普段どおりでなければ④)
④    胸骨圧迫:※下記参照
⑤    AEDが到着したら使用開始※AEDの音声ガイドに従う
※みぞおち付近を深さ5cm程度、100回/1分ペースで圧迫する。
 

 

感想

今回のAED院内研修会に参加して、AEDの使用方法はもちろんですが、救急車が現場に到着するまでの時間に、そばにいる人たちができるだけ早く協力して救命措置を実施することが重要であるということを学びました。また、福岡市の救急車の台数が約40台であることや、AEDの設置場所として“歯医者”が多いことなど、AEDに関するトピックスも学ぶことができました。
看護部 藤原
 

前のページに戻る