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2020.05.19
当院における新型コロナウイルス感染症対策について(5/19更新)
患者様へ
当院におけるコロナウイルス感染症対策について
中国武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎が世界に蔓延しており、日本では感染者は減少傾向にありますが、まだまだ油断することはできません。
知らないうちに新型コロナウイルスに感染し、無症状の患者さんが存在することは周知の事実であり、病院においても水際対策を継続する必要があると考えています。
当院では外来受診、入院、手術される患者様に対し以下のような対策をとっております。
A. 外来受診の患者様に対して
1. 正面玄関ですべての来院者に対し検温を行っています。
2. 37.5℃以上の発熱を認めた場合は、一般の患者様とは別の部屋で診察を受けていただきます。
レントゲン検査も別室で行います。
3. 発熱の患者様が複数おられる場合は、自家用車、テントなどでの待機をお願いする場合があります。
4. 発熱に加え、呼吸器症状(咳、咽頭痛、呼吸が苦しいなど)がある場合は、
当院受診の前に内科受診を勧めさせていただきます。
B. 手術目的に入院する患者様に対して
1. 当院ではこれまで延期していた手術(緊急性のない待機手術)を再開する方針としました。
但し、新型コロナウイルス感染症対策はこれまで通り十分に行ってまいります。
※詳細は「当院での待機手術再開のお知らせ」を御覧ください。
C. 入院中に発熱した患者様に対して
1. 入院中に37.5℃以上の発熱があった場合は、速やかに個室に移っていただき新型コロナウイルス感染症検査
(胸部CT、PCR、抗体検査など)を行います。
2. 同室者についても同様に個室に移って管理させていただきます。
新型コロナウイルス感染症患者は減少してきているとはいえ、まだまだ予断を許さない状況です。当院では患者様の安全を第一に考え、今後もできる限りの対策をとって診療にあたっていく所存でございます。加えて職員の感染対策も万全とし、病院機能を維持できるよう努めてまいります。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
南川整形外科病院 新型コロナウイルス感染症対策委員会
2020年5月19日
主な院内対策
玄関(検温・症状確認・消毒)
外来を受診する患者様には、すべて入り口付近で検温するとともに、咳嗽などの呼吸器症状がないかを確認しております。発熱などの症状がある患者さんについては、できるだけ他の患者様と接触しないように、院外にて待機して頂く対応をしております。マスクの着用はすべての患者様および関係者に求めています。
受付・ロビー(飛沫感染の防止、ソーシャルディスタンスの徹底)
飛沫感染防止のため受付のカウンター上に待合室と仕切る透明ビニールを設置し、待合いの椅子を離してソーシャルディスタンスを確保しています。また、院内パンフレットや雑誌などできるだけ物を片付けることで、消毒液を含むクロスや紙で拭きやすくしております。
清掃・換気(清掃・換気の徹底)
触れやすいドアノブ・手すり・エレベーターのボタンなどの清拭や、院内全域の換気はスケジュールを作成し定期的に実施しております。
防護(アイゴーグル、フェイスシールドの導入)
適切なタイミングで標準予防策による手指衛生を徹底するとともに、医療従事者はサージカルマスクとアイゴーグル・フェイスシールドを着用し、感染防止とともに飛沫の量と距離を大幅に減らすための対策を実施しております。
5F隔離病棟設置(病床確保、ゾーニング、専属医師・専属看護師の配置、マニュアルの作成)
万が一、新型コロナウイルスの院内感染が発生した場合に備えて、当院の5階全域を隔離病棟として対応できるように設置しております。ゾーニングや専属医師・専属看護師を事前に選定しておくことで不測の事態にも迅速に対応できるように準備しております。また、感染対策委員によるマニュアルを作成し、各部署での情報共有に努めています。
わかりやすい院内掲示の取り組み
一般的な新型コロナウイルス感染対策に関する院内掲示に加え、諏訪中央病院の玉井道裕医師が作成した「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」を各階に掲示しております。新型コロナウイルスの基本知識、感染を防ぐためにやるべきことなどイラストとともにわかりやすく解説されてあります。みなさんもぜひ一度ご覧ください。
【引用サイト】諏訪中央病院 玉井道裕「新型コロナウイルス感染をのりこえるための説明書」http://www.suwachuo.jp/info/2020/04/post-117.php